手すき和紙製造・販売 「紙すきの村」は細川紙はじめ 創作活動の素材としての和紙を 製造・販売しています。
接着剤のような働きはなく、主な働きとしては以下の2点が挙げられます。
・水槽の中で繊維を均一に分散させることで、繊維を均一に組み込むことが出来るようになる
・簀(す)の間からの濾水を緩やかにし、桁(けた)を揺すり、波を立てる時間を作ることができる
簀を挟んだ桁で水を汲み、揺すり、水を汲み替えて厚さをつくり、不要な水を捨てるという一連の作業です。
まず、ひと汲み目はすぐに流す化粧水(けしょうみず)といい、簀の上に薄い繊維の層を作ります。
その後水を汲みいれ、波を立てるように揺すり、繊維が絡み合いながら簀の上に乗るようにし、丈夫な紙にします。
厚さは簀の透け具合で判断し、ちょうどよい厚さになったら、水を払って完成です。
紙の厚さにもよりますが、1日作業をすると、紙床は十数センチ〜数十センチまで高くなります。
小川町では紙床をかんだと呼んでいます。
当サイトは「有限会社久保製紙 紙すきの村」のサイトです。 サイト内にある記事・映像・写真の無断転載はお断りしております。 Copyright (C) 2008 有限会社久保製紙. All Rights Reserved