・私は65
歳にして伝統文化という和紙について勉強してみようとサークルに入り、まだ浅い日々ですが、8代続いた古い伝統と古いしがらみの家庭を出て37
年、ふすま、障子に囲まれて育ってきましたが、その時代の良さを改めて、私は捜し求めていたのだなと気づきました。これからも手すき和紙を手に勉強していきたいと思っています。又、工芸品の一部に小川和紙を利用できるように頑張っていきたいと思います。
・伝統工芸の技術を保存してほしい。後継者を育ててほしい。書道団体、書家、書道専門の大学生等にこのようなアンケートを出してほしい。
・これからもずっと作っていただきたい和紙です。見学会、体験、教室など大いにPR
していただきたいと思います。私は教室を持っていますが、その生徒さんに紙屋さんに関係する人がいて、その方からいただいた和紙に漂白剤で絵を書いて楽しみました。こんな楽しみ方もできることを知ってもらったら、より身近に和紙を感じる方が多くなるのではないでしょうか。
・丈夫で安価な一枚和紙があれば良い。イベント、パフォーマンスで使います。
・伝統の作業をこれからも守って、新しいことに挑戦されて下さい。
・現在は小川和紙が主流ですが、使って感じることは、少しがさつきがあるような気がします。しかし、かすれ、にじみなど良く書きやすいと思い、長く使いたい製品です。できれば地元の原料で作り続けてほしい。
・小川和紙は手すきの細川紙なので伝統を守って作って下さい。販売にあたっては、銘柄はもちろんですが、用途に合った紙の表示と使用した人の感想などもPR
したらどうでしょうか。
・展示会・公募展になると、大きさ(50F)が足りず、やむをえず機械すき、大判、越前和紙を使っていますが、特注で2
枚つづけるなど出来ないでしょうか。
・書道展では中国製の紙を使った作品がほとんどなのが現状。和紙独特の雰囲気があるものを作り続けていただきたい。
・販路を開拓してほしい
・現在小川町で売っているハガキのにじみ、発色が絵手紙で使用するには物足りない気がするので和画仙紙のにじみのあるハガキを絵手紙用にいただけたらと思います。
・日本画用の丈夫で発色の良いものを希望する。50 号程度以上の大きさのもの
・伝統ある小川和紙です大変な仕事の中後継者どうなるかと思います。希望はずーっと続けてほしいと思います。和紙の良さは分かっていますので
・今使用している和紙がとても気にいっています。(墨絵甲)ずっと愛用させていただきたいです。
・紙が墨をほどよく吸収するような紙をつくってほしい。
・小川の紙は大字特に漢字を書くと風格と感じられます。仮名は墨色の変化が極たんに出るように思います。その辺の工夫がほしいですね。
・書をしているのですが、小川の紙は大字を書く時に多く使用しています。細字用特に仮名を書くと墨色に変化が出ないので、仮名のなめらかさ、墨色の発する和紙がほしいです。巻紙も、細川紙の色より漂白していると使いやすいのですが・・・
・伝統的な和紙又、その製法は残して頂きたいと思います。
・漢字で主に使用していますので、墨色、書きやすいのであれば、今のもので大丈夫です。これからは少し”かな”もやりたいと思っていますので研究して(紙選び)みます。
・絵てがみ用はがきの種類(にじみやかすれのある)を作ってください。厚みのあるものが良いかと思います。
・小サイズのつめあわせ(各種和紙)セットがあれば良い
・もっと筆のすべりの良い小川和紙があれば、良いかなと思いました。
・国産の原料が少なくなってゆく中で、品質を保持していくことはとても大変なことだと思いますが、伝統の技術を引き継いで、これからも素晴らしい小川和紙を作っていただきたいと思います。
・絵手紙用のハガキか安価に、手軽に手に入れればと思っています。(現在、四国より購入しています。)
・保存方法と劣化の時を知りたい。何の絵に向くか、簡単に表示があるとよい。
・今回、板干しの紙をはじめて使ってみて、風合いがとても好きだと思いました。お天気に左右され、効率も悪いものは値段も高くなってしまうのですね。普段、ロゴの仕事では中国画仙紙+墨汁ですが、アートな作品を作るときには、ぜひこだわりの和紙を使ってみたいと思います。伝統工芸を守るためには、もっと、積極的に使うことですね。今回は貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
・写真用紙としてプリンタに利用するために、和紙の表面に何かを塗ることで、一般のプリンタでもりようできるのではないか。(和紙の表面のケバケバをなくす)
・日本文化(書、水墨等)にはかかせない和紙で私も一人でも多くの人達に古くから伝わる墨の良さを教え伝えていく中で紙の大切さを継承している人間です。アルゼンチンにワークショップに出かけた折に日本人にはない墨への好奇心を強く感じ又、それを会得したいという人達で一杯でした。日本だけではなく海外にも広く伝えることにより日本の若者たちにも身近に感じられることが出来るのではないかと思う、和紙を愛する人間として少しずつ日本の良さが失われていく事は本当に残念です。どうか頑張っていただきたく思います。
・各教室で練習というよりは毎回作品が仕上がるよう和紙を使用している。なるべく筆数少なく、墨色、タッチなど美しくみえるよう、紙はややうすい方が描きやすい。以前、100
枚包装の白い紙の上、更に包んであった包装紙(やや茶色っぽい)が毎度好評でした。
・やや薄手(100 枚、4.1g
以下)・・・問5、にじみのよい紙、発色の良い紙、丈夫な紙
・値段はなるべく、現状のままであってほしい。やや薄めの紙も使いたい。
・購入できる場所(画材店、紙店、埼玉県のアンテナショップ、etc)がもっと増えると良いですね。
小川和紙のショールームを都内に限定設置してみるとか・・・・。Net
販売では、良さ(テクスチャーとか)は伝わらないのでは、ないでしょうか。
・水墨画を習い始めてから20 年、教室の推薦の紙を使用していましたが、2
年位前に友人から小川和紙を勧められみなで現地購入。すっかり気に入っております。これからも購入致します。益々の発展お祈りしています。
・絵手紙はぶっつけ本番で作品をたくさん描きますので、高価な紙は使いきれません。お手ごろな値のものを作ってほしいです。(絵手紙は”手紙”なので和紙に描いていたものは、折りたたんで封筒に入れて、送りますので、それほど上等の紙でなくても良いのです)よくにじむものを求めたいです。
・今、調査に参加し、小川和紙を扱っている画材屋、小売店等が判れば使いたいと思いました(美濃和紙を使用する事が多かった)
・公募展に添った紙があるとうれしいです。(読売展、日展など・・・)
・家庭用のプリンタにも使用できる各サイズ(ハガキ・名刺・A4)の小川和紙が出来ればうれしいです。
・小川和紙が身近な所で購入できるように。各地に小川和紙小売店があればよい。特にはがき大のものが、格安で求められるように。今回の出品者とお近づきになり指導を受けたい。
・絵手紙教室の先生から、教材として使い、気に入ると分けていただき使っていました。機会があれば見学に行きたいと思っております。
・絵手紙用(手漉き和紙・画仙紙張り)手軽な価格で販売していただければもっと利用したい。現在、箱100 枚入り1500
円〜2500 円をよく使用
・和紙文化を守ってくださいませ。地球温暖化などで原料調達が困難な時もあると思いますが、お体、くれぐれも気をつけて継承してくださいませ。ガンバってください。
・今回素晴らしい企画に参加させて頂いて、沢山の紙に出会うことが出来て、普段使っていない紙に色々かきましたが、紙の面白さを再発見いたしました。小川和紙どんどんアピールしてください。
・今出ている和紙はがきは余り好きではない。絵手紙に適したはがきがあったらいいと思います。
・現在はほとんど「手漉き和紙たにの」さんに漉いていただいた和紙を使用しています。その都度出来上がりについて話したり、お願いしたりです。配合割合のせいか、とても描き良い紙です。
・最高にすばらしい小川和紙を継承していくために広く多くの人達に職人入門が出来るようなシステム(学校とか養成所等)があると小川和紙文化が発展、そして継承していくと考えます。
・紙として素晴らしいけれど、書作品の表現に使用するのには高価でもあり、使いこなすのは難しい。各々特徴があるので、それを上手に活かせると良いのですが・・・。試し書き等できるとPR
になると思います。今回、良い経験をさせていただき、地元の紙について少し理解することができました。
・ゲルインキのボールペンなどで書き易い紙質の和紙、2cm
位の厚さのシンプルな手帳(イメージとしては丸善のダックノートやモレスキンの手帳のようなもの)など、身近にあって扱いやすい道具になるとうれしい。和紙の伝統や味を残し、進化した次世代和紙が出来たら、面白いだろうなぁと感じます。
・比較的厚いものが多いので、薄めの用紙を希望します。展覧会などに出品する時は、掛け軸として提出します。糊付け等を考えると薄い紙が合うと思います。
・流行や他産地の動向に流されず、小川和紙の良さを伸ばし続けてほしい。
・和紙はその土地の自然や気候がつくる風合いが大切だと思うので、安易に使いやすいものをつくらず、つかう人を啓蒙する活動もしてほしい。協力できることがあれば、募集してほしい。
・苛性ソーダをなるべく使わないようにしてほしい。処理の大変さは理解しているが、なんとか保存性が高まるように技術を改良できないだろうか?近年、万年筆愛好家の間で、良い万年筆にあう紙がないことが問題になっているので、インクやペンの方にも活路があると思う。
・半切のかなの紙で購入しやすくさらに発色が美しい紙でたくさん練習しやすい紙も・・・。
・上部で素材な和紙ですね。繊細の荒い種類があれば、クラフト系にも使いたいです。
・名人・著名人が何か使っているのかという展示キャンペーンみたいのをしてほしい。片岡鶴太郎とか。
・目録をいただき、どんな紙が漉かれているのかの全体像が分かった。色々試されてもらい各紙の特徴がつかめたのが今回、私にとっての収穫だった。絵で和紙を使う場合、作品として残すことを考えると、伝統的製法で国産材料を使ったものが、しっかり残ってほしいと考えている。しかし、一方、新たな手法を和紙の魂力を感じるような製品を利用者の創造力を刺激するような形で提案されると用途が拡がるように思う。クリエイターとのやりとりも必要に思う。 |