■実施概要 |
日時 |
<平成23年>
10月28日(火)18時〜20時
11月16日(火)18時〜20時
12月17日(金)18時〜20時 |
場所 |
NPO生活工房つばさ・游運営カフェの会議スペース |
参加者 |
久保 孝正
(30世紀につながる小川まちづくり委員会副代表、(有)久保製紙)
中山 健太郎
(30世紀につながる小川まちづくり委員会副代表、晴雲酒造(株))
五十嵐 晃(日本商業書道作家協会)
高野 浩子(東秩父版画を楽しむ会)
高橋 優子(NPO法人生活工房つばさ・游理事長)
西田 直人(事業アドバイザー) |
議題 |
本年度事業の詳細調整
小川和紙活性化の課題・将来像のワーキング
来年度以降の展開 |
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■小川和紙のSWOT分析(基礎分析) *管理人により一部抜粋、表現を改めています。 |
S:強み |
O:機会 |
●小川和紙について
・1300 年の伝統がある
・いろいろな紙を漉ける技術
・若い後継者がいる(40 代以下)
・和紙の町として地元が認識している
・東京に近い
・機械和紙にも後継者がいる
●和紙について
・紙がじょうぶ!
・素材感 手造り
・やさしいやわらかいイメージ
・千年持つ
・和風なイメージ |
・メディアの露出頻度が高い
・国宝修復に和紙が使われる
・包装紙
・ラベル
・賞状
・冠婚葬祭
・アート素材
・高級美術品に使われる
・デザイナー×和紙職人
・ファッション素材
・小川町七夕まつりでの活用 |
W:弱み |
T:脅威 |
●小川和紙について
・後継者不足(手すき20代)
・産造場所のある後継者不足
・原料不足(国産)
・特色がない(The 小川和紙が不透明)
・重鎮で使う人が少ない
・伝統が重荷
●和紙について
・使う人がかぎられる
・つかいづらいイメージ
・高い
・流通(問屋)の機能低下
・寸法が限られる[143×73センチなど] |
・輸入物でも和紙
・洋紙 包装紙 建材(ビニールクロス)
・ベテランの漉く和紙が異常に安価
・日本全国和紙の産地がある競争
・手すき風機械和紙 海外生産
・和紙産地間競争 |
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■小川和紙の将来像 *管理人により一部抜粋、表現を改めています。 |
・現状戸数の維持は出来ない
・小数精鋭 ブランディング
・地域でのつながりの強化
・民から公へ:公営の施設での事業継承( 和紙の里・伝統工芸会館・体験学習センター )
・正直な物づくり[他産地との連携]
・他とのネットワークまちづくり[作家など、工務店]
・規準づくり[安全・安心]
・施設や道具類の老朽化
・版画フォーラム[裾野を広げた、少しスリムに、権威をあげる]
・各事業所
和紙の里[版画の紙全て対応に、東秩父]
久保製紙[多くのニーズに対応]
・賞状用紙の需要を掘り起こす
・文化財の紙を使うと紙屋の名声上がる
・版画家が小川和紙を使わない理由を究明する必要がある。 |
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■今後の具体的取り組みについて |
・和紙のアート展示展を小川と東秩父各地で行う。(小川高校、ベリカフェなど)
・和紙アートコンテストの実施。テーマを決めても良いが、和紙を使って何かをするというテーマも面白い。
・地元小学生の和紙漉き体験、版画体験。(東秩父で実施に向けて調整中)
・本年度調査結果を受けた商品開発(書道、絵てがみ、版画、写真など)
・継続した和紙活用研究(書道、絵てがみ、版画、写真など専門家と連携する)
・来年度、本年度の調査結果をフォーラム形式等で、小川と東秩父で発表する。
・地元イベントで和紙の普及啓発活動を実施
工芸の里祭り(5月、11月)、物産市(3月)、版画フォーラム、朝市、七夕まつりなど
・小川町和紙販売業者・顧客アンケート・ヒアリングの実施(販売者、顧客の需要把握)
・和紙を核とした小川・東秩父文化のネットワーク構築
・和紙以外の文化(建具、万葉の里、祭り、食文化など)の研究(ヒアリング)
・情報発信の強化(リーフレット、web サイトの作成)
・まちあるきモデルツアーの実施 |
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